CHART PATTERNS GUIDE
ブレイク候補 パターン解説
因果quantsのAIが検出する全15種のチャートパターンを、初心者にもわかるように解説します。 買いシグナル10種と、保有銘柄の売り判断に使える売りシグナル5種を収録。
ブレイク候補の仕組み
毎日19:00のパイプラインで、プライム市場全銘柄の過去60〜250日分の株価データからチャートパターンを自動検出しています。 各パターンにはスコア(0〜100)が付き、スコアが高いほどパターンの形が教科書に近いことを意味します。 さらに「ブレイクアウト」フラグが立った銘柄は、重要な価格水準を突破したことを示しています。
スコア
パターンの形の正確さ(0〜100)
ブレイクアウト
重要価格を突破したか
目標価格
教科書的な到達目安
目次
買いパターン(10種)
1. ダブルボトムDouble Bottom2. カップ&ハンドルCup & Handle3. 逆三尊Inverse Head & Shoulders4. 上昇三角形Ascending Triangle5. ブルフラッグBull Flag6. 出来高ブレイクVolume Breakout7. フラットベースFlat Base8. ピボットブレイクPivot Breakout9. 丸底Saucer Bottom10. VWAPリクレームVWAP Reclaim売りパターン(5種)
11. 三尊天井Head & Shoulders12. ダブルトップDouble Top13. 下降三角形Descending Triangle14. ベアフラッグBear Flag15. 出来高クライマックスVolume Climax買いパターン — 10種
買い初級
ダブルボトム
Double Bottom
同じ水準で2回底を打ち、W字型を形成。2回目の底で「これ以上は下がらない」と市場が判断した証拠。
どういうパターン?
株価が下落後に反発し、再度同じ水準まで下がってから再び反発するパターンです。2つの底の間の高値(ネックライン)を上抜けるとブレイクアウト成立。
AIの検出条件
2つの底の差が2%以内、パターンの深さが8%以上、ネックラインを株価が超えること。
目標価格の目安
ネックラインからの上昇幅は、ネックラインから底までの深さと同程度が目安。
💡 最も基本的な底打ちパターン。出来高が2回目の底で増えるとさらに信頼性が高まります。
買い中級
カップ&ハンドル
Cup & Handle
コーヒーカップのようなU字型の底練りの後、小さな調整(ハンドル)を経てブレイクアウト。
どういうパターン?
株価がゆるやかなU字を描いて下落・底練り・回復した後、カップの右端付近で小さな下落(ハンドル)を作ります。ハンドル後にカップ頂点を上抜けるとシグナル。
AIの検出条件
カップ幅30日以上、深さ12〜35%、U字形状スコア、底付近で5日以上滞在、ハンドルの深さがカップの1/3以下。
目標価格の目安
ブレイク後の上昇幅はカップの深さと同程度。
💡 ウィリアム・オニールの「CAN-SLIM」で有名な教科書パターン。V字回復ではなく、底を練る期間があることが重要。
買い中級
逆三尊
Inverse Head & Shoulders
3つの底のうち真ん中が最も深い「逆三尊」。テクニカル分析で最も信頼性が高い反転パターンの一つ。
どういうパターン?
左肩(浅い底)→ 頭(最も深い底)→ 右肩(左肩と同程度の浅い底)の3つの底を形成。左右の肩の高値を結んだネックラインを上抜けるとブレイクアウト。
AIの検出条件
頭が両肩より深い、左右の肩の差が3%以内、ネックラインの傾きが3%以内、谷間の回復率60%以上。
目標価格の目安
ネックラインから頭までの深さ分だけ、ネックラインの上に。
💡 形成に時間がかかるため出現頻度は低いですが、検出された場合の信頼性は高いです。
買い中級
上昇三角形
Ascending Triangle
上値は一定(抵抗線)で下値が切り上がる三角形。買い圧力が徐々に強まっている証拠。
どういうパターン?
同じ価格帯で何度も跳ね返される水平な抵抗線と、安値が徐々に切り上がるサポートラインで構成。三角形の先端に向かって値幅が収束し、上にブレイクするとシグナル。
AIの検出条件
抵抗線に3回以上タッチ、3区間で安値が上昇、三角形が収束していること。
目標価格の目安
三角形の最大幅分だけ、抵抗線の上方へ。
💡 レンジの中で「売りたい人が減り、買いたい人が増えている」状態。出来高が収束中に減少し、ブレイク時に急増するのが理想。
買い初級
ブルフラッグ
Bull Flag
急上昇(ポール)の後に小さな調整(フラッグ)。上昇トレンドの一時停止で、次の上昇に備える形。
どういうパターン?
12%以上の急上昇(ポール)の後、株価がやや下向きに小幅な調整を挟みます。調整幅がポールの半分以下で、ポール高値を上抜けるとブレイクアウト。
AIの検出条件
ポール12%以上の上昇、フラッグの下落が8%以内、フラッグの値幅がポールの50%以下、フラッグ中の出来高減少。
目標価格の目安
ポールの長さ分だけ、フラッグ上端から上方へ。
💡 「急騰した銘柄を追うな」の例外。適度な調整を挟んだ後の再上昇は、モメンタムの持続を示します。
買い初級
出来高ブレイク
Volume Breakout
レンジ上限を大商いで突破。大きな資金が動いた証拠で、新しい上昇トレンドの始まりを示す。
どういうパターン?
20日間のレンジ(高値と安値)の上限を、平均の1.5倍以上の出来高で上抜けた時にシグナルが出ます。
AIの検出条件
20日高値を突破、出来高が20日平均の1.5倍以上、レンジが狭いほど高スコア。
目標価格の目安
レンジの幅(高値−安値)分だけ、ブレイク価格から上方へ。
💡 出来高は「お金の投票」。多くの参加者が同じ方向に動いたことの証明です。
買い中級
フラットベース
Flat Base
上昇後に値幅3〜15%の狭いレンジで横ばい。機関投資家が静かに集めている可能性がある形。
どういうパターン?
先行する上昇トレンド(5%以上)の後、株価が狭い範囲で横ばいに推移。レンジ上限を超えるとブレイクアウト。
AIの検出条件
先行上昇5%以上、ベースの値幅3〜15%、日々の変動率が小さい(フラット)。
目標価格の目安
ベースの幅分だけ上方へ。
💡 「退屈なチャートほど良い」。派手さはないですが、大口投資家の蓄積を示す堅実なパターン。
買い初級
ピボットブレイク
Pivot Breakout
直近の高値を大商いで更新。「新高値は買い」のシンプルかつ強力なシグナル。
どういうパターン?
過去10〜20日の最高値を、平均の1.5倍以上の出来高で上抜けた時にシグナルが出ます。直前に値幅が収束していると信頼性が上がります。
AIの検出条件
10-20日高値を突破、出来高1.5倍以上、直前のレンジが狭いほど高スコア。
目標価格の目安
直前レンジの幅分だけ上方へ。
💡 新高値を更新する銘柄は、さらに上昇する傾向があります。「高いところで買うのは怖い」を克服するパターン。
買い上級
丸底
Saucer Bottom
お皿のようになめらかなU字を描く長期の底打ちパターン。じっくり底を固めた後の上昇は力強い。
どういうパターン?
ダブルボトムよりもさらに時間をかけ、株価がなめらかな曲線を描いて下落・底練り・回復。V字回復ではなく、丸みを帯びた底であることがポイント。
AIの検出条件
底が全体の20〜80%の位置、深さ10%以上、U字形状の滑らかさスコア、回復フェーズで出来高増加。
目標価格の目安
開始価格から底までの深さ分だけ、開始価格の上方へ。
💡 数週間〜数ヶ月かけて形成される大型パターン。検出は難しいですが、出現した場合の上昇幅は大きい傾向があります。
買い上級
VWAPリクレーム
VWAP Reclaim
VWAP(出来高加重平均価格)を下から上に突き抜ける。機関投資家の平均取得価格を超えた転換点。
どういうパターン?
VWAPを下回っていた株価が、出来高を伴ってVWAP上に回復。VWAPは「その日の参加者の平均買い値」なので、これを超えることは市場参加者の損益分岐点を超えたことを意味します。
AIの検出条件
現在値がVWAP超え、直近10バーのうち3バー以上がVWAP下、出来高が平均以上。
目標価格の目安
直近20日高値が目標。
💡 デイトレーダーや機関投資家が重視する指標。短期的な転換点として有用。
売りパターン — 5種(リスク警告用)
売り中級
三尊天井
Head & Shoulders
3つの山のうち真ん中が最も高い。テクニカル分析で最も有名な天井パターン。
どういうパターン?
左肩 → 頭(最高値)→ 右肩の3つの山を形成。ネックライン(左右の谷を結ぶ線)を下抜けると下落シグナル。
AIの検出条件
頭が両肩より高い、左右の肩の差が3%以内、谷の深さが60%以上。
目標価格の目安
ネックラインから頭までの高さ分だけ、ネックライン下方へ。
💡 逆三尊の逆バージョン。保有銘柄にこのパターンが出たら利確を検討。
売り初級
ダブルトップ
Double Top
同じ水準で2回天井を打つM字型。「これ以上は上がらない」と市場が判断した証拠。
どういうパターン?
株価が上昇後に反落し、再度同じ水準まで上がってから再び下落。2つの山の間の安値(ネックライン)を下抜けると下落シグナル。
AIの検出条件
2つの山の差が2%以内、深さ8%以上。
目標価格の目安
ネックラインから山までの高さ分だけ下方へ。
💡 ダブルボトムの逆。利確・損切りの判断に使えます。
売り中級
下降三角形
Descending Triangle
下値は一定(支持線)で上値が切り下がる三角形。売り圧力が強まっている証拠。
どういうパターン?
同じ価格帯で何度も支えられるサポートラインと、高値が切り下がるレジスタンスラインで構成。下にブレイクすると下落シグナル。
AIの検出条件
サポートに3回以上タッチ、3区間で高値が下降、三角形が収束。
目標価格の目安
三角形の最大幅分だけ、サポート下方へ。
💡 上昇三角形の逆。保有中の銘柄にこのパターンが出たら要注意。
売り初級
ベアフラッグ
Bear Flag
急落の後に小さな反発。下落トレンドの一時停止で、次の下落に備える形。
どういうパターン?
12%以上の急落(ポール)の後、株価がやや上向きに小幅な反発。ポール安値を下抜けるとさらなる下落シグナル。
AIの検出条件
ポール12%以上の下落、フラッグの上昇が8%以内、フラッグの値幅がポールの50%以下。
目標価格の目安
ポールの長さ分だけさらに下方へ。
💡 「急落後の反発で買い」は危険。このパターンでは反発が限定的で再下落しやすい。
売り上級
出来高クライマックス
Volume Climax
異常な大商いの陰線。高値圏での大量の売りは、大口投資家の利確や投げ売りの兆候。
どういうパターン?
出来高が20日平均の2.5倍以上で、かつ陰線(終値<始値)。直近高値の90%以上の位置で発生した場合にシグナル。
AIの検出条件
出来高2.5倍以上、陰線、直近高値の90%以上の位置。
目標価格の目安
明確な目標価格なし(警告シグナル)。
💡 「セリング・クライマックス」とも呼ばれます。このシグナルだけで売り判断するのではなく、他の指標と合わせて判断してください。
※ チャートパターンはAIモデルの特徴量の一部として使用されています。パターンの検出は投資判断の参考情報であり、売買を推奨するものではありません。 実際の投資判断は、AIスコア・ファンダメンタルズ・市場環境など複数の要素を総合的に考慮して行ってください。